吉野公園、鹿児島県鹿児島市ドライブレジャースポット

桜島への愛着ぶり

「ふうっ」

三月中旬、土曜の昼下がり。

郊外へむかう車で渋滞する鹿児島県鹿児島市街地の道路をぬけ、やっと鹿児島県鹿児島市北部にある吉野公園にたどりついた。

吉野公園は、鹿児島市にあるドライブレジャースポットの一つとしても有名なところ。

きょうは、ひさしぶりに乗ったバイクになれるためにも近場から攻めようと、広大な芝生ひろば、錦江湾や桜島を一望する展望台がある県立のおおきな公園、鹿児島県立吉野公園にやってきた。

吉野公園入口の門まで来ると、延びる通路の先には、ゆうぜんとそびえる桜島の姿。

昨日、おとずれた「かごしま健康の森公園」も、同じように入口からつづく通路の先に桜島の姿があった。

公園の配置に鹿児島の人の桜島に対する愛着ぶりが伺える。

 

無料の双眼鏡に感激

「ラッキー」

吉野公園展望台に備えつけられた、双眼鏡を見て、わたしは思わず心の中で叫んだ。

普通の観光地なら硬貨を入れる必要がある双眼鏡が、ここでは無料だったのだ。

今まで双眼鏡などのぞいたことはなかった。

飛びつくようにのぞくと、錦江湾の先、鹿児島近郊の隼人町、国分市の街なみが、家一軒一軒、くっきりとよく見える。

次に、錦江湾を挟んだ向かいにそびえる桜島の麓の集落をみると、人の姿まではっきりみえる(これではおちおち鼻などほじってられん!)。

さらに、桜島の頂上の山肌がゴツゴツした様子をながめた後、鹿児島市街地をのぞく。

自分が日々くらす寝グラを探す。

が、寝グラは、その向かいにたつ大きなマンションの影だった。

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