■テレビのない生活で気づいたこと
私は、テレビのない生活をしている。
もう、テレビを見ない生活は、1年ばかり過ぎた。
たまたま、引越し先にアンテナもテレビ線もなく、買うのも、金がかかるので、そのままにしてきただけのことだ。
それに、特にテレビに必要性を感じないので見ていない。
最初、テレビがない生活は、正直いって不安だった。
プロ野球の松坂は見たいし、電波少年も見たい。
そして、何よりも大好きなプロレスが見られなくなる。
プロレスの蝶野、大仁田はどうなるのか・・・ 。
でも、少しずつそんなことが、どうでもよくなって来た。
逆にそんなものに縛られていた自分が馬鹿らしくさえ思えた。
2次元の電子の箱にすがり、拝んでいた自分。今、思うと、そんな自分の姿はどこか、怪しげだ。
教祖の写真を拝みつづける、どっかの教団を笑えないよな、と感じた。
狂信的になるのではなく、ほどほどに、距離をおいて付き合うのがいいかな、と。
■テレビのない生活で感じたこと
TVのない生活を過ごすオレ。
温泉なんかに行くと、よく休憩室にテレビがおいてありますねぇ。
これが、今の僕にとっては、珍しいものでたまらないんですよ。
半年もテレビのない生活をすると、そう感じてしまう。
映像が動いて、声もでている。
テレビってこんなにすごいものだったのか、などと・・・ 。
みんな当たり前のようにCMなんか、見ているが、私には、新鮮に映りました。
デメキンのような目で、口半開きにして「ホ~」なんて言ってしまいそうでしたよ。
でも、なんとなく、はじめてテレビを見た人の気持ちがわかったような気がします。
テレビのない生活をおくる今の私のテレビに対する感覚は、電器屋に並んでテレビを見た時代の、まさにその人でございます。
テレビのない家庭の人なら、この気持ちわかってくれるかな?。
■テレビのない生活をおくる男が久々にテレビをみた
テレビのない生活をおくるわたしですが、久々にテレビを見る機会を先日得ました。
しっかし、すごいCMの数ですね。
何がって? 。
ネットネットネットだらけのコマーシャルCMですね。
携帯電話にプロバイダ、電話回線からパソコン本体まで。
次から次へと・・・ 、スゴイですな~ 。
私がテレビを見ない1年半の間にこんなにもネットコマーシャルCMだらけになるなんて。
本当、コマーシャルCM見ていると、笑うのがありますね~ 。
ヤング(あえて古語を使う)が仲間同士、3、4人位で、みんなで仲良く小さなモニターの前に座って、ネットしているというのがあったのですが・・・ 。
あんなシチュエーションはないだろう~ 。
ネットって大体、ひとりでするものでしょう。
映画かテレビか見るように「全員集ご~う」だなんてありえない。
なかなかいいセンスのコマーシャルCMですな。
しっかし、ここまで多すぎると、ネットやらないのは時代遅れ、みたいにアオラレル人も多いのではないでしょうか。
アオラレテはいけません。
必要と思った人だけがやればいいのですぞ。
■プロ野球中継を見て発見したこと
テレビのない生活をおくる私ですが、プロ野球中継を見る機会が先日久しぶりにあった。
わずか、数分だったが、テレビのない生活をおくる私にとって、とても、新鮮だった。
1年以上もテレビのない生活をしていると、とても、珍しく見える。
私のその時の印象は、「表情が丸見え」ということだった。
ようするに、テレビとは、こんなにも選手の表情が、はっきりと写しだされるものだったのか、と感じた。
人間は、表情で、心理状態がわかる場合がある。
日本中にアップで、顔を写されて、選手もこりゃたまらないなあ、と思った。
逆に見ている方からすると、心理戦が見てとれるので、おもしろいが・・・。
テレビを見続けていたら、きっと気づかなかったであろう、テレビのない生活で得た新たな発見であった。
~過去に書いた日記をアップしました♪~