ふくれ菓子とは?鹿児島まるはち、お土産お菓子郷土料理歴史

鹿児島の懐かしい郷土銘菓お菓子「ふくれ菓子」

~過去に書いた日記をアップしております~

「ふくれ菓子」。

鹿児島の郷土銘菓・お菓子の一つと聞いた。

行列ができるほどおいしいふくれ菓子の「まるはち(丸八)」というお店があると、先日、案内されて行ってきた。

鹿児島一の繁華街・天文館にほど近い裏通りにあるこざっぱりした和風のふくれ菓子のお店「まるはち(丸八)」。

ふくれ菓子は、できあがりの時間が決まっていて、売り切れになると閉店らしい。

そのふくれ菓子店「まるはち(丸八)」のお客はちらほら。

ちょっと早く着きすぎたようだ。

時間まで、しばし、ふくれ菓子店「まるはち(丸八)」の中で待つ。

ふくれ菓子が、できあがり近くの時間になると、どこからともなく、人が集まってくる。

どちらかというと、観光旅行客がお土産として買うよりも地元の方々にひいきされているようなお店だ。

ふくれ菓子とは、蒸しパンのような感じのものだった。

手づくりなので素朴さが伝わってくる。

大きさは、手のひらで三角をつくり、その一回り大きいくらい。

口にほおばると、やわらかな感触。

あまりしつこくない甘さ。

「まるはち(丸八)」は、人気のお店だけあって、ふくれ菓子の作り方のレシピがきちんとしているのであろう。

私には、そのふくれ菓子の三角の形が、どうにも、桜島の形に見えてならなかった。

また、ふくれ菓子は、茶やこげ茶の色といい、手に乗りそうな大きさといい、桜島の溶岩石をも想像させる。

ふくれ菓子は、鹿児島の景色をも感じさせる銘菓であった。

フクレ菓子を食べた翌日、何気なく自分の部屋から空を眺めていた。

空には、とんびが円を描いて飛んでいる。

窓の外、ビルが立ち並ぶその上を「ピ~ヒョロ~」と。

不思議なことに彼(彼女? )らは、いつも同じビルの上をゆっくりと回りながら飛んでいる。

何かおいしいお店でもあるのか? 。

ちょうど、昨日いったのふくれ菓子屋さんの方角だった。

君も「まるはち(丸八)」のふくれ菓子が食べたいのかい?

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