■鹿児島市、鹿児島市電の路面電車を眺めて思うこと
鹿児島市に転居して、数週間。
市内の街中を歩く。
私の目に付くのは鹿児島市営の鹿児島市交通局・鹿児島市電の路面電車だ。
東北で生まれ育った私からすると、鹿児島市電の路面電車が、めずらしくてしょうがない。
東北でもかつては、仙台、秋田、福島などでも、市電などの路面電車が走っていた。
しかし、20年以上も前に廃止されている。(仙台は地下鉄に変わった。)
私は、幼い頃から「入るな危険」の柵で覆われた中を走る電車だけを見てきた。
本当に、小さいとはいえ、電車が道路を走っている姿は異様だ。
鹿児島市は、繁華街の道路の真ん中にレールが敷かれ、鹿児島市電の路面電車が走っているのだ。
しかも、鹿児島市電の路面電車は、線路が2本もある。
複線だ。
路線図がある電停(停留所)の鹿児島市電の時刻表をみると、本数がかなりある。
料金運賃もどこまで乗っても160円と安い。
市民は、当然のように鹿児島市電の路面電車を乗り降りしているが、私には、その光景が不思議でならない。
■鹿児島市電の音以外にも・・・
鹿児島市電車が走る鹿児島市で日々、生活していると、様々な音を耳にする。
その地域独特の音というものもある。
「ガタゴト」いう鹿児島市電の音以外にも、音がする。
「ブォーーーーーーン。」
力強く、遠くまで響き渡る音。
フェリーの汽笛だ。
引越しする以前、鹿児島市内に来ていたときは、全く音に気づかなかった。
しかし、実際に居を移して、生活すると、感じるようになったから不思議だ。
■鹿児島市の朝の静けさ
引き続いて鹿児島市の生活の中の「音」について、お話しします。
鹿児島市電が走る鹿児島市の市内、中心部に近いところに私は住んでいる。
平日は、車の音が多少する。
しかし、それと比較して、鹿児島市の日曜の朝は驚くほど静かだ。
すずめなど小鳥のさえずりが耳にこだまする。
車の音も気にさわるほどでもない。
あまりの静けさにどこか、山奥のコテージにでも来た感じさえする。
明日の朝もそうに違いない。
~以上、過去に書いた日記をアップしました~