●今話題の時間管理術の本、勝間和代著作「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」を読んで
先日、今、オンライン書店「アマゾン」(Amazon.co.jp)で話題の、(結構売れている)勝間和代著作「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」の本を読んだ。
今までにたくさんのビジネス書を読んで来たわたしだが、非常にためになったので、ここにまとめてみたいと思う。
(勝間和代プロフィール:経済評論家(兼公認会計士)。ブログ「ムギ畑」運営。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガン証券勤務ののち独立。ワーキングマザー。)
●構成がきちんとしている
まず、本の内容というか構成が非常にわかりやすいですね。
構成がきちんとしています。
読んだ後、目次を参考にマインドマップ化したのですが、実にズバッとまとまりよく、まとまりました。
同じ頃読み終えた他の著者の本もマインドマップ化したのですが、話題があちこちに飛んでいて、マインドマップ化しずらかったのですが、この「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」は、マインドマップが容易に作成できて、内容が頭にズバリ入りました。
さすが、読んだ本のマインドマップ化を実践されている著者の勝間和代さんだけあります。
また、「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」本書内で、チャンクダウンを解説しているだけあって、本の構成がとてもわかりやすいですね。
オレも、文章を書くときは、このように、マインドマップ化しやすいように、チャンクダウンで構成を考えて文章を書かないといけないなあ、と思いました。
●投資対効果を常に考えている
さらに、「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」の著者、勝間和代さんは、経済評論家(兼公認会計士)だけあって、常に「投資対効果」をモノゴト考えているんだなー、と思いました。
金融や株取引などの投資対効果の考えを時間管理に応用したところがこの本のミソですよね。
いやー、スゴイですね。
わたしは、ただ、目の前の仕事をがむしゃらにこなすだけで、恥ずかしながら、ビジネスで「投資対効果」まで考える機会はなかったので、目からウロコでした。
その「投資対効果」を高めるために、マトリックス図法を使って図表化し、時間を「消費」、「投資」、「浪費」、「空費」に分け、バッサ、バッサと時間を分けて、消費の時間をITなどで効率化して、投資の時間を増やそう、将来の時間を増やそう、ということが、この本のポイント、要点だと思います。
マトリックス図法は神田昌典さんの著作本にも、頻繁にでてくるので、コンサルタントにとっては、必携のツールなのでしょうね。
勝間和代さんも、マッキンゼー出身ですし。
マトリックス図法は現状把握をするのに役立つツールなのでしょう。
将来、わたしは、コンサルタント的な業務をやってみたいと思っているので、おおいにマトリックスを活用して、極めて、クライアントに提示できるようになりたいな、と思っています。