●霧島温泉市場へ観光旅行ドライブ
2007年11月下旬。
冬の曇り空の下、鹿児島県霧島市牧園町の霧島温泉郷をドライブ中の鹿児島市に住むわたし。
霧島山麓の緑の木々に覆われたの山の斜面に、ホテル、旅館が点在し、至るところから湯けむりがあがり旅情をそそる霧島温泉郷にある霧島温泉市場(旧霧島湯けむり広場 パライソ)に到着。
霧島温泉市場は、係員が相談に応じる観光案内所、手打ちそばが食べられるレストランや、産直野菜などを販売するお土産店などがある道の駅のような観光ドライブスポット。
100円で入られる足湯がある中庭を囲むようにデッキを備えた2階建ての木をいかした和風の建物がたつ。まるで、ちょっとした小さなショッピングセンターのような建物の雰囲気。
霧島温泉市場は、トイレ休憩もかねて、ほっとくつろげる場所なのでよく立ち寄る場所だ。
●温泉の湯気で温められた温泉卵を食す
トイレを済ませた後、霧島温泉市場の中庭で温泉の湯気を利用して作っている名物の温泉卵を食べる。
温泉卵が入っている籠から温泉の湯気があがっており、食欲をそそる。
温泉卵は、1個100円で、無人販売。
箱にお金を入れて、近くのベンチにこしかけ、備え付けの小さなビニール袋に入った塩をふるかけながら、温泉卵を食する。
温泉卵は、普通の家庭でつくるゆで卵よりも、白身がプルンプルンと弾力があり、黄身も濃い味がするので、とってもおいしい。
白身は、温泉の湯気のため、茶色がかかっており、温泉の湯気のパワー、力を感じる。
なんだか、身体によさそうで食欲をそそる。
●温泉の湯気で温められたスイートコーン
温泉卵のとなりには、温泉饅頭とスイートコーンも、売られていた。これも100円だ。
どちらも、蒸篭に入っていて、温泉の湯気が当てられている。11月下旬で肌寒いので、暖かいものが欲しく、スイートコーンも購入。温泉まんじゅうは以前も買ったので、スイートコーンにチャレンジ。
割り箸に刺さったスイートコーンを食べてみると、一粒一粒が非常に甘く、コーンの旨みが存分にでている。
温泉の湯気の自然のパワーで、これだけおいしくなっているのだろう。
●珍しくお土産を購入
ちょうど、お昼どきとあって、鹿児島県霧島市牧園町の霧島温泉市場には、平日だが、結構観光客、旅行客が訪れている。
若い女性のグループや、年配の女性グループなどの観光客、旅行客がいる。
手打ちそば屋の前では、年配の女性グループが真剣に相談しながら、メニュー表をみていた。
「そばだけじゃ、足りないね。ご飯がついた定食じゃないとね~」などと話している。
年配の女性の食欲もすごいなあ~、と思う。
手打ちそば屋のとなりにあるお土産店に入る。地元産の野菜やパンから、菓子、漬物、工芸品まで何でもお土産がそろっている。
そこで、ふくろうの置物を買った。
小さな洞窟に入ったかわいいふくろう二匹が、中に備え付けられた電球でライトアップされる置物だ。
普段お土産など一切買わない主義のオレだが、あまりにかわいいのでついつい買ってしまった。
通常価格4,200円が1,050円というのもそそられた。
以前テレビで見た、みうらじゅん氏、安齋肇氏が出演する「 みうらじゅん&安斎肇の勝手に観光協会 」という観光旅行テレビ番組で、みうらじゅん氏が、観光地に行く度にものすごく置物の土産を買うので、お土産を買わない派のオレは、「まじかよ~、そんなに買ってどうするんだ」と思って、引き気味にみていたが、ちょっとだけは両氏の気持ちがわかったような気がした。
そのほかに鹿児島県霧島市牧園町の霧島温泉市場では、地元産の大きな白菜を買った。
200円なり。
オレが住む鹿児島市内のスーパーよりも安くて、葉がきれいな黄緑色をしていてしゃきっとしていたので、新鮮そうでおいしそうだ。
今晩は鍋にしよう。
それから、五穀が入ったような大きな丸いパンも買った。
これも、歯ごたえがあり、五穀が香ばしくておいしかった。