大隅横川駅・JR九州・肥薩線、鹿児島県内最古の木造駅舎、日本の古いローカル木造駅舎

鹿児島県内最古の木造駅舎「大隅横川駅」(JR九州・肥薩線)を訪ねて

2007年11月下旬、鉄道好きなオレは、たまたま近くを通ったので、鹿児島県霧島市にある鹿児島県内最古と言われる木造駅舎が残るJR肥薩線・大隅横川駅(おおすみよこがわえき)に寄った。(大隈横川駅ではないのでご注意を。「隈」→「隅」。)

明治36年に開設された大隅横川駅は、無人駅。

日本の山間の小さな町、鹿児島県霧島市の旧横川町にある。

ローカル線のJR肥薩線にある大隅横川駅には、明治36年開設以来からの築100年以上の古い木造駅舎が残る。

JR肥薩線・大隅横川駅の三つ隣りにあるJR肥薩線・嘉例川駅(かれいがわえき)も、明治36年開設以来からの築100年以上の古い木造駅舎が残る。

どちらの駅も鹿児島県内最古と言われる木造駅舎が残っている。

近年、特急「はやとの風」の開設を契機に、地元の田舎弁当を販売し始めたJR肥薩線・嘉例川駅に比べると、JR肥薩線・大隅横川駅は、地味で目立たないが、こちらの駅も、鹿児島県内最古と言われる木造駅舎が残っているのである。

明治時代に建てられた築100年以上を誇るJR肥薩線・大隅横川駅の駅舎は、まるで、映画のセットのような古びた木造駅舎。

一緒に訪れた友人は、映画「鉄道員」(ぽっぽや)に出てきそうだなといっていた。

それほど、懐かしく味わい深い駅舎である。

 

鹿児島県内最古の木造駅舎「大隅横川駅」(JR九州・肥薩線)の駅舎内を見てみる

JR肥薩線・大隅横川駅の駅舎をよく見て歩くと、裸電球、古びた木の柱、古風な駅事務所、木の格子の柵、ひらがなの駅名板など、味わい深いものが今も残っている。

ローカル線ムード満点である。

以前、3~4年ほど前に来たときは、薄暗い待合室に古びた木のベンチも残っていたが、もうなくなっていた。

味わい深かっただけに残念だ。

 

●鹿児島県内最古の木造駅舎「大隅横川駅」(JR九州・肥薩線)を見物していたら、ちょうど、特急「はやとの風」号が停車。

JR肥薩線・大隅横川駅を見物していたら、ちょうど、特急「はやとの風」号が停車した。

なんという幸運。

特急「はやとの風」号が停車中にデッキにちょっと乗ってみて車内をのぞいてみる。

特急「はやとの風」号は、黒い外観ながら、車内は明るい雰囲気で旅が楽しめそうだ。

などと、思っていたら、「ドアがしまります」のアナウンス。

危うく、乗ってしまうところだった。あぶない、あぶない。

JR肥薩線・大隅横川駅は、駅弁を売るJR肥薩線・嘉例川駅に比べると、あまり有名ではないが、こちらにも来て見る価値はあると思うので、JR肥薩線・嘉例川駅しか知らない人はJR肥薩線・大隅横川駅にも寄ってみてはいかがであろうか?。

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