セラピスト石井裕之講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)レビュー評価

石井裕之氏の講演DVD『コールドリーディング完全版』(Mastering Cold Reading(R)史上最強のコールドリーディング(R)夏祭り2006)[フォレスト出版]を見る

昨日、セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD『コールドリーディング完全版』 (Mastering Cold Reading(R) プレゼンター 石井裕之@史上最強のコールドリーディング(R)夏祭り2006 on DVD/発行:フォレスト出版)を見終わる。

今年(2007年)夏前、苦手な人間関係を克服しようと、セラピストセラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)を買って見たのだが、今の自分には、他の書籍の方が参考になると思って、途中で見るのをやめた。

しかし、12月に入り今年も、もう今月で終わるし、この講演セミナーDVDは、3万円ほどのかなり高額な講演DVDだったので、「もったいないから最後まで見よう」と、残りを昨日見た。

この講演セミナーDVDを今年夏前に見たときは、自分には必要ないのでは?、と思ったが、半年ほどたってみると、意外に勉強になった点が多く、処分しなくてよかったと思った。

以下に、セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)で参考になった点をレビュー、評価として簡単に述べてみたい。

参考リンク:『コールドリーディング完全版』

 

話すポイントは相手に置く

セラピストセラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)を見て、一番参考になったのは、「話すポイントは相手に置く」ということだ。

自分が話したいことを相手に押し付けるのではなく、話すポイントを相手に置いて、相手の反応をみて、相手が感心を持っていることに興味を持ってあげるということだ。

セラピスト石井裕幸氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)を見ていて、コールドリーディングには、サトルネガティブ、ダブルバインドなど様々なテクニックがあるが、そういったテクニック以前に、「話すポイントを相手に置く」をベースに置かないといけないんだなあ、と思った。

これは、文章で書くと簡単なようだが、なかなか実践できていないと思う。

オレも日常で、友達なんかと話していても、相手の反応をみずに、自分が脳内に蓄えられた質問事項をドンドン相手に質問してしまうことがよくある。

特に仕事・ビジネスの場面などの初対面の相手だと、相手に良い印象を与えたいがために、目の前の相手の反応を観察せずに、次はどの会話テクニックを使おうかと、今まで読んだ本で学んだ内容を頭の中で検索して、おとぎの国にいっちゃっている自分がいたりしている。

危ない男だ。

大事なことは、過去学んだ会話テクニックではない。

自分が質問したいリストではない。

今、目の前にいる相手の反応だ。

相手が、何に関心を持っているのかをつかみ、それを興味を持って聞くこと、ようするに「話すポイントを相手に置く」ことが大切だ、ということを学んだ。

ふと、気づいたが、一昔に流行った、一人ひとりの顧客に合わせた商品を提案するというマーケッティング用語「ワンtoワン・マーケティング(ワントゥワン、1to1」)にも通じるところがないだろうか?。

目の前にいる人に合わせた会話をしようということなのだろう。

 

人間は基本的に話を聞いてもらいたいもの

次にセラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)を見て参考になったのは、「人間は基本的に話を聞いてもらいたいもの」という点だ。

この講演セミナーDVDの中で、今まで早口でエネルギッシュに講演していた石井裕之氏が、一呼吸おいて、「人間は基本的に話を聞いてもらいたいものなんですよねぇ」としんみり言ったので、妙に、納得してしまった。

どんなに内気でしゃべりが苦手な人でも、「人間は基本的に話を聞いてもらいたいもの」なんだそうだ。

セラピスト、催眠療法家として百戦錬磨の石井裕之氏でも、やはり、「人間は基本的に話を聞いてもらいたいもの」と感じるのだな、と思った。

人付き合いが下手で、友達が少ないオレは、人の話の聞き役にまわって、なんとか、友達を増やそうと日々思っているが、さらに、その意思を固めた一言であった。

 

人を理解してあげられる人というのは、需要過多にして圧倒的に供給不足

その他にも、セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)には、「コールドリーディングをはずした時に修正にもっていくテクニック」や「WeタイプMeタイプの重要性」、細かな点では、「手書き文字で書くと潜在意識が立ち上がる。とにかく、アイディアが出てから書くのではなく、アイディアがでる前にに何か書き始めよ」などが参考になった。

また、この講演セミナーDVDには、セラピスト石井裕之氏の実際のコールドリーディングの実演、コールドリーディングの仕事や恋愛関係など日常生活での活用応用を演じた石井道場生による寸劇、講演参加者からの鋭い質問に対するセラピスト石井裕之氏の回答などもたいへん参考になった。

このように、セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)には、活字の文字を追う本からは、得ることができない情報が満載である。

せっかく、コールドリーディングを本で学んだなら、みなきゃ損かもしれない。

そして、最後に、セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD「コールドリーディング完全版」(フォレスト出版)の付属冊子のあとがきに書かれた言葉が圧巻である。グッときた。

引用してみよう。

「でも、オレはやっぱり人を騙すために
 コールドリーディングをマスターしたいんだ」

という人もいるでしょう。
口に出しては言わないまでも。

でも、よく考えてみてください。
そんな人は、すでに世の中には十分すぎるほどたくさんいるんです。
過当競争ですよ。騙す人、批判する人、他人を操る人――腐るほどいます。

今、世の中に足りないのは、むしろ、
「理解してくれる人」「信頼してくれる人」「受け入れてくれる人」
――みんな、そういう人を求めているんです。
需要過多にして、圧倒的な供給不足なんです。

だから、もしあなたが人の気持ちを分かってあげようと真剣に努力するなら、
それだけであなたは世の中にとって非常に希少価値の高い人物となる。
みんながあなたの友達になりたいと思うだろうし、
あなたと恋愛をしたいと思うだろうし、
あなたから商品を買いたいと思う。
みんなが押し寄せてくるはずです。

大げさに言っているのではありません。
理屈から考えても当然そうなります。
繰り返しますが、人を理解してあげられる人というのは、
需要過多にして圧倒的に供給不測なのですから。

「コールドリーディング」の実践を通じて、
少しでも世の中の魂が潤いを取り戻せるようになったなら
――そういう願いが、このライブに込められています。

この言葉を忘れずに生きたい。

 

今回評価・レビューしたDVD:セラピスト石井裕之氏の講演セミナーDVD『コールドリーディング完全版』 (Mastering Cold Reading(R) プレゼンター 石井裕之@史上最強のコールドリーディング(R)夏祭り2006 on DVD/発行:フォレスト出版)

 

▼石井裕之氏プロフィール
石井 裕之(いしい ひろゆき)。1963年東京生まれ。パーソナルモチベーター。
石井裕之氏著作一覧 、石井裕之氏公式ブログ、石井裕之氏オフィシャルホームページ・サイト
石井裕之氏主な教材一覧:コールドリーディング『ライブDVD&リスニングCDパーフェクトパッケージ』

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