勝間和代著作「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」評価レビュー

●なぜわたしは、「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を読んだのか?

最近、仕事がうまく行かずに、なんとか自分をパワーアップしようとビジネス書の読書に、はまっているわたしですが、今回は、勝間和代著作「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を読み終えました。

わたしは、ブログを書く機会が多いので、ブログを書くことからもっと大きなビジネスにつなげて行きたいと思ったので読んでみました。

勝間和代(かつま・かずよ)さんの本は、以前読んだ「「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」」の本が参考になったので、読んでみました。

この「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」の著者、経済評論家(兼公認会計士)の勝間和代さんはスゴイ経歴の持ち主なんですよね。

・2005年「ウォール・ストリート・ジャーナル」から「世界の最も注目すべき女性50人」に選出
・2006年「エイボン女性大賞」受賞
・19歳で公認会計士2次試験を当時史上最年少で突破

はっきり言ってスゴすぎます。

俺とあんまり歳が違わないのですが、すごいの一言です。

こんな輝かしい経歴をお持ちなので、一言ひとことに、ひじょーに説得力があります。

インターネットの使い方から健康法まで、著者が効率的な知的生産のために実践しているノウハウ、テクニックが紹介されています。

 

●結局、「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」のキモは?

この勝間和代著作「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」のキモを一言で言えば

「実体験、他者体験、良書を読んでインプットし、ブログにピラミッド・ストラクチャー&MECE・フレームワークでアウトプットし、出版をめざし、人脈、知識、お金を得て充実した人生を送ろう」

ということだと思います。

 

●「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を読んで、意外だった点は?

この勝間和代著作「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を読んで、意外だったのが、実体験、他者体験の重視でした。

著者の勝間和代さんは、そうとうITを使いこなしている情報通なので、インターネットや、テレビ・雑誌などのマスメディア情報も効率的に収集して重要視しいるのかな?、と思ったら、むしろ、インターネットやマスメディア情報の重要性に対しては悲観的で、実体験を重視しているということでした。

インターネット、それから、テレビ・ラジオなどのマスメディア情報は確かに、お金がかからないので、容易に情報収集できますが、容易だけに情報の重要性は低いということなのでしょう。

ITを使いこなしている勝間和代さんでも、自分が実際に体験した実体験にかなうものはないとおっしゃっています。

これは、私自身、見習わないといけませんね。

わたしは、どちらかというと、実体験に乏しく、インターネットやテレビの情報を鵜呑みにしてしまう傾向があるので、実体験を重視していきたいと思いました。

しかし、実体験、他者体験、良書を読む、というのも、結局は、お金がけっこうかかりますよね。

良書についても、良書の場合はたいていは、2,000円以上はしますしね。

このあたりで、著者とわたしの懐具合の違いが出たな、と思います。

富める者と貧しき者はどんどん差がひらくのだな、と感じました。

たとえば、今、わたしは、イタリア人のライフスタイルについて関心があるのですが、もっぱら、イタリア関連の文庫本やテレビ番組などで情報を収集しています。

お金がある人だったら、直接、イタリアに行って「実体験」をしたり、人脈を利用してイタリア人に直接聞いて「他者体験」を実行できますよね。

上記がイタリア関連の文庫本やテレビ番組よりも優れた情報であるのは、確かです。

やはり、世の中は、お金。

ゼニや。

このあたり解決しないと知的生産の面でも、充実した生活はおくれないなー、と思いましたが、みなさんはどうお思いでしょうか?。

 

●「ピラミッド・ストラクチャー&MECE・フレームワーク」で情報を有効活用しよう

そのほかは、「ピラミッド・ストラクチャー&MECE・フレームワーク」というロジカルシンキング、論理的な考え方が参考になりました。

今までのわたしは、出たとこ勝負、丸腰で、情報をインプット、アウトプットしてきた部分があり、自分の頭の中で情報がおもちゃ箱をひっくり返したようにゴチャゴチャになっていて、せっかくの情報を引き出せていなかった、有効活用できなかった部分があると思います。

これからは、「ピラミッド・ストラクチャー&MECE・フレームワーク」を使って、きちんとインプット情報を自分なりの意味づけでアウトプットして、情報を整理整頓してまとめて、使いたいときにパッと使えるように、そして、情報を有意義に活用できるようにしていきたいと思いました。

自分なりの実体験での技をまとめた「フレームワーク」もどんどん作っていきたいと思います。

 

▼勝間和代プロフィール

勝間和代(かつま・かずよ):経済評論家(兼公認会計士)。ワーキングマザー。 慶應義塾大学商学部卒業。東京都生まれ。アーサー・アンダーセン(公認会計士)、マッキンゼー(戦略コンサルタント)、チェース銀行およびJPモルガン証券(ディーラー・証券アナリスト)を経て、経済評論家として独立。

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