●石井裕之氏の著作をひととおり読み終わる
わたしは、セラピスト・心理カウンセラー・催眠療法家の石井裕之氏の著作をほぼひととおり読んだ。
以下の本を読んだ(監修本も含む)。また、DVDも見た。著作本に付属のCDや読者限定のダウンロード音声セミナーも聞いたりした。
- 「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
- 「心のDNA」の育て方~夢と目標を実現する7つの心理セラピー~(CD付)
- 「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法~思い通りに自分を動かす4つの法則~(CD付)
- 「ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック 」
- 「なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか? 」
- 「引き寄せの法則」
- 「一瞬で信じこませる話術コールドリーディング 」
- 「なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて」
- 「<図解版>なぜ、占い師は信用されるのか?~仕事、恋愛、友人、家族関係がうまくいく「コールドリーディング」 (FOREST Illustration book) 」
- 「相手の潜在意識から説き伏せる! ビジネス・コールドリーディング 」
- 「なぜ、あの占い師はセールスが上手いのか?~誰でも何でも売れるセールス・テクニック「コールドリーディング・セールス」 」
- 「プロセラピストが教える秘密の恋愛カウンセリング 」
- 「コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する (知恵の森文庫) 」
- 講演セミナーDVD『コールドリーディング完全版』 (Mastering Cold Reading(R) プレゼンター 石井裕之@史上最強のコールドリーディング(R)夏祭り2006 on DVD/発行:フォレスト出版)
参考:石井裕之氏著作一覧
●石井裕之氏の教えをまとめる
このように、石井裕之氏の教えにかなりのお金と時間を費やしてきた。
自分にとって石井裕之氏の教えは何だったのか?。
とくに、潜在意識の力を自分の夢や目標に効果的に使うためにはどうしたらいいかの点について、自分なりに必要なエッセンス、必要事項を以下にまとめてみたい。
上記にあげた本のリストの下段のコールドリーディング関連の本、DVDについては、まとめにいれません。考慮していない。
●石井裕之氏の教えは「トンネル理論」
石井裕之氏の教えは、わたしなりの解釈で一言とでまとめれば、「トンネル理論」だ。
こんなことを言ったら、石井裕之氏に、「広くて深い潜在意識の世界を一言でまとめるなんて、ケシカラン。何も理解していない!」と怒られるにちがいない。
しかし、石井裕之氏の著作を一通り読んだここらあたりで、一つのキーワードで教えをまとめないと、頭が悪いわたしは、脳が混乱して、せっかくの教えをいかせないかもしれない。
なので、あえて、一言でまとめてみた。
この「トンネル理論」とは、わたしが勝手に名づけたものだ。
ようするに、トンネルを貫通させるためには(目標を達成するためには)、片方からだけトンネルを掘るのではなく、両側からトンネルを掘っていけということである。
石井裕之氏の言葉を借りてまとめるなら、理想の自分を演じる「Fake it!(フェイク・イット!)」(出典:「心のブレーキ」の外し方)と、今この瞬間に何が出来るかを自分に問う「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」(出典:「心のDNA」の育て方・読者限定セミナー音源)で、未来と現在と両側から、トンネルを掘るように目標に進んでいけ、と結論づけることができる。
「Fake it!(フェイク・イット!)」と「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」で、目標を挟み撃ちするのである。
「Fake it!(フェイク・イット!)」で、根拠のない自信を持って結果が出るまで理想の自分を演じたり、なりたい自分が入るポケットをつくったりしながら(出典:ダメな自分を救う本)、未来の方から、目標を狙う。
一方で、「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」で、いま、この瞬間自分に何が出来るのかを考え行動する。
潜在意識の現状維持メカニズム(出典:「心のブレーキ」の外し方)に負けずに、日々小さなことをコツコツとやる。
最初こそ、ゆっくりと丁寧にやる(出典:「心のブレーキ」の外し方)。小さなところでグッドをめざす(出典:「心のDNA」の育て方)。
自分の意識魂から答えを導き出す「創造的想像力・C.I.(Creative Identity)」(出典:「心のDNA」の育て方・読者限定セミナー音源)を磨いていく。
「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」で現在の方からも、夢や目標に向かって進んでいく。
●潜在意識は、過去も未来も、ないものも理解できない
「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」で「今、自分ができることをやる」。
そう考えるだけで、わたしは、不思議と力があふれてくる。
一歩が小さくとも心配はない。
潜在意思には、倍々ゲームに増える(出典:ダメな自分を救う本)、複利効果があるから。
過去を悔やまず、未来を煩わず、ないものを欲せず、今、できることをやる。
過去でもなく、未来でもなく、今ここに意識を傾ける。
なぜなら、潜在意識は、過去も未来も、ないものも理解できないから。
●過去を嘆かず、未来を憂いず、ないもの欲せず、今に意識を向けるコツとは?
「Fake it!(フェイク・イット!)」と、「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」で両側からトンネルを掘るように夢に向かって進んでいくわけだが、自分が今必要なのは、一つ前の記事でも書いたが、「Fake it!(フェイク・イット!)」よりも、「What can I do?(ホワット・キャン・アイ・ドウ?)」のほうだ。
過去を嘆かず、未来を憂いず、ないもの欲せず、今に意識を向ける。
うまく行っていることに意識を向ける。
そのコツは、石井裕之氏が言うには、「感謝」だという。
「感謝!感謝!」を口ぐせに夢、目標に向かって進んでいこうと思う。
そういえば、オレの好きなユーロビートの曲に「サンキュー、サンキュー、アリガトウ!」というノリがいい歌があったなあ。
D-エセックスの「THANK YOU-ARIGATO」(サンキュー・アリガトウ)という歌だ。
「スーパー・ユーロビート VOL.90~アニヴァーサリー・ノンストップ・ミックス~リクエスト・カウント(SUPER EUROBEAT VOL.90)」(3枚組みCD)の「MALE SIDE」に入っている。
よし、それを口ずさみながら生きていこう。