個性学論教育主義・個性化重視尊重の弊害、没無個性的な人間でも潜在意識を活用して成功しよう!

セラピスト・カウンセラー・催眠療法家の石井裕之氏の著作本をひととおり読んでみて

今までに、セラピスト・カウンセラー・催眠療法家の石井裕之氏の著作本をたくさん読んできた。

先日までで、石井裕之氏の書籍を、ほぼひととおり読んでみた。

石井裕之氏の著作本は、目に見えない潜在意識の世界をわかりやすく伝えてくれるので、本当に参考になる。

その読んだ著作本の中で、今、自分が本当に勉強になったなあ、という教えがある。

それを以下に述べてみたい。

 

●潜在意識はみんなで一緒に成長する

「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~」という本に書いてあった「潜在意識はみんなで一緒に成長する」という項目が本当に役に立った。

「潜在意識はみんなで一緒に成長する」というのは、一人の人の中の潜在意識は、「健康担当」、「経済担当」など、たくさんの担当から成り立っており、そして、潜在意識には、全体性という法則があり、成長するときには、その担当全体がみんな仲良く成長するということなのだそうだ。

「健康担当」、「経済担当」など、みんなが仲良く成長することになっているのだそうだ。

だから、「経済担当」だけが突出して成功するということは、潜在意識のメカニズムからいってありえないそうだ。

たとえ、「経済担当」だけが成功しても、他の「健康担当」などの潜在意識が「経済担当」をもとの成功していないところへ引き戻すそうだ。

だから、「世の中金だ」、と金だけ追いかけずに、健康や、家族関係にも目を向けましょうという話だった。

 

潜在意識の全体性の法則は、人類全体にも広がっている

そして、ここからが大切な話。

みんなが一緒に成長する「潜在意識の全体性の法則」は、このような一個人の内面だけでなく、人類全体にも広がっていることなのだそうだ。

だから、自分一人だけが成功するというのは、ありえない。

周りの人たちを幸せにすることで、自分自身も成功できるということなのだ。

 

個性学論教育主義、個性化重視尊重の波に飲み込まれていないか?

「潜在意識の全体性の法則は、人類全体にも広がっている」。

この言葉には、私自身、深い感銘を受けた。

いつも、オレは、自分のことばかり考えていた。

いかに自分が成功するか、ばかり考えていた。

自分が成功するには、何をすべきか、ばかり模索していた。

自分の個性とは何か、そして、個性を生かす道はないか?、個性を活かすビジネスはないか?、個性を生かして成功できないかと日々考えていた。

自分の個性(individuality、personality)を探るため、心理テストや、自己発見ワーク、自己分析診断シートなどを何度もやってみた。

しかし、自分には、たいした個性や特技がないことがあきらかになっただけだった。

わたしは、自分に失望した。

自分は、没個性化した個性がないダメな人間だと思った。

自分は、つまらない没無個性的な男だと思った。

自分は、収入が少なく、たいして税金も納めていないゆえ、社会に何も貢献していない、社会におんぶに抱っこの、生きている価値、存在がないと思った。

 

没無個性的な人間でも「潜在意識の全体性の法則」を活用して成功しよう

しかし、石井裕之氏の「「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~」に書いてあった「潜在意識はみんなで一緒に成長する」の項目を読んで、ひらめいた。

「自分でなく、みんなが成功するために、豊かに幸せになるために、今、自分には何ができるか?」という考えが浮かび、目の前が明るくなってきた。

暗かった視界がパーと明るくが開け、一本の光り輝く道が目の前に見えて来た。

ダメなオレでも、みんなの成功のために、幸せのために、ちょっとくらいは、何かできるような気がした。

まだ、それは、具体的な形となって、現れていないが、潜在意識には、もう、すでに形となっていることだろう。

さらに、自分の成功でなく、みんなの成功に意識を向けること、意識を傾けることで、やがて、それは、この物質化の世界に形として、自分の中に、自分の目の前に現れてくることだろう。

「自分の個性とは?」とか、「オンリーワン」とかいう前に、「自分が成功するためには何をすべきか?」とか、考えるよりも、「みんなが成功するために、豊かに幸せになるために、今、この瞬間、自分には、何ができるか?」を考えると、思考が走り出す。

みんなの成功、幸せを願うことで、正しく潜在意識を活用することができ、潜在意識的なメカニズムで、自分にも成功、幸せが訪れる。

ああ、なんと、この世は素晴らしい世の中なのだろうか。

 

個性学論教育主義、個性化重視尊重の弊害に負けるな!

今、やる気がない、自分探しに疲れた、自分に自信がない、俺はダメ人間だ、自分には何も個性も特技もない、などと自己嫌悪に陥っている人は、もしかしたら、自分のことだけに意識が向いていないだろうか?

個性を伸ばす教育が行われ、個性尊重、個性重視、個性溢れる(あふれる)人をもてはやす個性の時代の現代社会。

個性学論、個性心理学をぶちまける訳ではないし、輝く特色ある個性を捨てろとまでは言わないが、あまりに、個性派表現、超個性的な人など個性主義を追い求めてはいなだろうか?。

個性学論教育主義、個性化重視尊重によって、それにあぶれてしまう人がいるという弊害が出てきているのではないのだろうか?。

自分らしさを求める個性学論の波に飲みこまれ自分自身にばかり意識が向いてはいないだろうか?。

「自分」に相当量向けていた意識を、「みんな」に向けてみては、どうだろうか?。

むしろ、

「みんなが成功するために、豊かに幸せになるために、今、この瞬間、自分には、何ができるか?」

が自分自身の個性なのかもしれない。

「自分」から「みんな」への意識のシフト。

「自分」から「全体性」への意識のシフト。

「みんなが成功するために、豊かに幸せになるために、今、この瞬間、自分には、何ができるか?」

そう考えるだけで、暗かった視界がパーと明るくが開け、一本の光り輝く道が目の前に見えて思考が走り出す、アイディアがひらめく、とわたしは思いますが、みなさんは、どうお思いでしょうか?。

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