●北九州市を走った西鉄の路面電車(西日本鉄道の路面電車)を写真で懐かしむ~鉄道の本・書籍・写真集の紹介~
北九州市を走った西鉄の路面電車(西日本鉄道の路面電車・チンチン電車・ちんちん電車)をご存知ですか? 。
北九州市を走った西鉄の路面電車は、ほぼJR鹿児島本線に沿う形で東西に長く延びていました。
門司、小倉、八幡、黒崎、折尾などを通っていました(路線名:北九州本線(北九州線)、戸畑線、枝光線、北方線、田ノ浦線)。明治末に開業し、平成12年、唯一残っていた黒崎~折尾間が廃止・廃線となりました。
現在、北九州市では、路面電車にかわるように、モノレールが走っています。
西鉄の路面電車は、北九州市民の足となり活躍しました。
車やバスなどが多く行き交う賑やかな繁華街を走っていました。政令指定都市である北九州の発展に大きく寄与しました。
この北九州市にあった西鉄の路面電車で、おもしろかったものの一つに「ダブルS(エス)カーブ」と言われるものがありました。
読んで字のごとく、Sの字を二つ並べたような、クネクネの通りを、路面電車の線路もそれにあわせてクネクネに曲がって走っていました。
「ダブルSカーブ」は、民家が連なる狭い通りにもかかわらず、路面電車は、なんと、複線で通り抜けていました。まともに自動車が走るスペースはありませんでした。
より自動車社会が進んだ今では考えられないですよね。
この北九州市を走った西鉄の路面電車のご覧になってみませんか?
北九州市を走った西鉄の路面電車が「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」(著者:奈良崎博保/発行所:JTB)として一冊の本・書籍になっております。
(参考リンク:「福岡・北九州 市内電車が走った街」)
この西鉄路面電車を収めた「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」をお読みになりますと、市街地を行く電車の豊富な写真、歴史がわかる詳細な本文がお楽しみになれます。
また、過日の写真と現在との対比の写真がお楽しみになれます。今と昔の街並みの移り変わりがお楽しみになれます。
まだ名残りがあるところ、一切何もなくなってしまったところなど時代の移り変わりを感じることができます。
さらに、西鉄路面電車を収めた「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」の題名にありますように、本書では、北九州市の他に、福岡市の天神や博多港、大壕公園などを走った同じ西鉄の路面電車もお楽しみになれます。
この福岡市にあった西鉄の路面電車の話題は、本書の前半部に収録されています。
これ一冊で北九州市と福岡市で走った西鉄の路面電車がお楽しみになれます。
正直のところ、西鉄の路面電車に興味をお持ちならこの西鉄路面電車を収めた「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」は、手に入りにくくなる前に目にしておきたい一冊です。
なぜなら、昔懐かしい過去と目まぐるしい現在の姿が一目でわかるからです。「こんなところに停留所があったのか」、「こんなところを電車が走っていたのか」など、多くの驚きを感じることができます。政令都市として発展する街の移り変わりの激しさを多く知ることができます。
このように、西鉄路面電車を収めた「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」には、インターネットに様々あるホームページでは決して知ることのできない貴重な写真や本文が満載です。
興味のある方は、絶版や売り切れとなり入手困難となる前に、今すぐこの西鉄路面電車を収めた「福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔」をぜひ、読んでみてください。