●「ビバあいづ」の「ビバ」ってどういう意味かご存知ですか?
鉄道好きなら、日々触れる「列車名」。
近年は、特急「サンダーバード」(大阪~金沢など)、特急「かいおう」(博多~直方)、特急「ミッドナイトEXP松山」(松山~新居浜)などなどいろいろな名前の列車名が誕生していますねぇ。
しかし、列車名っていったいどういうルーツ、由来があるのか、不思議に思いますよねぇ。
例えば、かつて、JR磐越西線の郡山駅から会津若松駅間を走った特急「ビバあいづ」。
「ビバあいづ」の「ビバ」ってどういう意味かご存知でしたか?。
とある本によると、ビバ(Viva)というのは、イタリア語で「万歳」だそうで、「万歳」→「ばんざい」→「ばんだい(磐梯山)」とかけたのかも知れない・・・、というようなことが記されていました。もし、本当だったらおもしろいですよねぇ。
●特急「サンダーバード」は文法上まちがい?
次に、例えば、特急「サンダーバード」。
なんだか、「サンダーバード」って聞くとあっちのヒーローものの方を思い浮かべてしまうようなあ。
北陸へ行く列車名とどういう関係があるの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、「サンダーバード」とは特急「雷鳥」(大阪~金沢など)から派生した特急なのです。
「サンダーバード」は、485系電車特急であった「雷鳥」から新製681系が誕生したさいに付けられた列車名です。
まあ、そのようないきさつは、鉄道好きの方でしたら、ほとんどの方がご存知かもしれませんね。
話題の中心はここからです。
とある本によると、確かに、「雷鳥」の「雷」は「サンダー(THUNDER)」、「鳥」は「バード(BIRD)」であるのだそうです。
しかし、「雷」や「鳥」ならば、確かにそれで正しいのですが、鳥としての「雷鳥」は、「SNOW ROUSE」、「PTARMIGAN」というのが正しいそうです。したがって、鳥の「雷鳥」は「サンダーバード」とはならないそうです。
いやー、列車名にそんな由来、ルーツや裏話があったとは、驚きですよねぇ。
●列車名のルーツ、由来を巡る旅へでかけませんか?
そんな謎や疑問が多い列車名を探る旅へでかけませんか? 。
実は、列車名についての雑学的な話題を盛り込んだものが、「列車名徹底大研究」(著者:曽田英夫/発行:JTB)として一冊の本になっております。
「列車名徹底大研究」をお読みになりますと、旧国鉄の列車名からJRの最近の列車名までの由来、ルーツや裏話など様々な話題を楽しむことができます。
冒頭の「ビバあいづ」、「サンダーバード」といった話題も実は、この本の中からご紹介したものです。
●「列車名徹底大研究」の内容とは?
この他にも、「列車名徹底大研究」でどんな話題がお楽しみになれるのか、以下にご紹介いたしましょう。
例えば、目次から項目をいくつか抜粋してみますと……、
- スーパーをつけてさらに長くなった「スーパーホワイトアロー」
- 名は体をあらわす「成田エクスプレス」
- 車両が古くなったら「フレッシュひたち」
- 人の名前が列車名「シーボルト・かいおう」
- 鳥類・動物列車名辞典
- 行き先が即列車名
- 季節・臨時列車の列車名
- 列車名が復活する
- 車両のボディペインティング
- 山の名前はヤマほどに
などなど、列車名にまつわる50以上もの楽しい話題を楽しむことができます。楽しい列車名に関する雑学話にふれることができます。
興味のある方は、絶版や売り切れとなり入手困難となる前に、今すぐこの「列車名徹底大研究」 をぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?。