●T-BOLAN「あふれでる感情」(ティーボラン)
~ロックバンド「T-BOLAN」(ティーボラン)ミュージシャンメンバー:森友嵐士(ボーカル/ヴォーカル歌手)・青木和義(ドラム)・五味孝氏(ギター)・上野博文(ベース)~
(前回からのつづき)それでは、さっさとご紹介いたします。
第1回は、「T-BOLAN」(ティーボラン)の「あふれでる感情」です。
「T-BOLAN」は、ドラマ・ホテルウーマンイメージソング音楽として、一度耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
「T-BOLAN」の「あふれでる感情」は、「T-BOLAN」のファーストアルバム「BABY BLUE」(ベイビーブルー)の第1曲目に入っています。
ファーストアルバムの第1曲目は、そのアーティストの方向性を示す曲だと思います。
そんな重要なポジションに位置している曲です。
心して聞く曲ですね。
かといって、「T-BOLAN」の歌が全部、愛のない歌というわけではありません。
もちろん「T-BOLAN」の歌は、コテコテのラブソングからちょっとムフフな歌までいろいろです。
むしろ、というか、「T-BOLAN」は、やっぱり愛のない歌は少ないです。
以下、私なりの詞の解釈です。
歌詞カードもなにもないのでご勘弁を。
レンタルして、テープにただダビングしただけでしたのであしからず。
(最近ブックオフで「ベイビー・ブルー」を手に入れました。みなさんのお近くの店舗でもエ~というような破格の値段で売っていることでしょう。
「主人公が、寂しく街をさまよっていたところ、(ほとんど歌詞そのまま)チッポケなギャラリーで1枚の絵を見て立ち止まった。
その時、全ての時がとまる感じを覚え、そして、遠い昔にみたような懐かしい気持ち=「あふれでる感情」におそわれた。
もう少しこのまま、この気持ちに浸っていたい~ 」。
という詞です。
どうです。
全く、「お前」とか「愛している」とかないでしょう。
いいですね。
この雰囲気。
最高です。
さて、懐かしい気持ち=「あふれでる感情」がなんなのかがちょっと気になりますが、聞いた感じではよくわかりません。
聞く人の想像にまかせるということなのでしょうか。
この後、「奴らはもういない」というフレーズが出てくるので、恋愛感情ではないような気がします。
もちろんこの後、「愛してる」、「離さない」などはおろか、「お前」、「あなた」とか「愛」を連想させるフレーズはでてきません。
また、エンディングのギターが、「感情があふれでて」いていいですな~ 。
ハスキーボイスなヴォーカルの森友嵐士(もりともあらし)の歌唱力もいい感じです。
この曲は「T-BOLAN」の中で当然1番好きな歌です。
私のBGMに勝手にしています。
また、「T-BOLAN」の「夏の終わりに ~アコースティック・ヴァージョン~」にも入っています(当然アコースティックバージョンです)。
機会があればぜひ聞いてみてください。