●昭和30年代を感じさせる懐かしい風景が随所に残っていた昭和40年代の東京
今、ちょっとした昭和30年代ブームとか。
昭和30年代の街並みなんかがブームらしいですね。
昭和30年代といえば、東京もまだまだ、木造の家屋が多くて、建物も低くて、道路も狭くて、畑が広がっていたりと、のどかな光景も多かったのですよねぇ。
そして、10年たった、昭和40年代に入っても、まだまだ、東京には、昭和30年代を感じさせる懐かしい風景が随所に残っていたようですね。
東京でさえも、昭和40年代は、通りをオート三輪や都電が走り、街には古びた木造の商店が連なり、その裏手には木造住宅がひしめきあう路地が延び、路地では籠をかついだ納豆売りのおばちゃん、紙芝居のおじさんの姿がありました。
ちょっと郊外へ行くと、畑が広がっていたり、乳牛がたわむれる牧場などもありました。昭和30年代だけでなく、昭和40年代もまた、東京には、懐かしい風景が健在でした。
●昭和30年代の風景が色濃く残る昭和40年代の東京を写真で楽しみませんか?
そんな、昭和30年代の懐かし風景が色濃く残る昭和40年代の東京の風景を楽しんでみませんか?。
昭和40年代の東京の街並みの風景を収めたものが、「東京 消えた街角」として一冊の写真集となっております(残念なことに、現在は入手困難のようです)
現在は入手困難のようですが、この、「東京 消えた街角」をご覧になると、昭和40年代の東京の風景を存分に楽しむことができます。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区の懐かしい街並みの風景が味わい深い白黒写真で楽しむことができます。
●「東京 消えた街角」で楽しめる写真とは?
それでは、「東京 消えた街角」でご覧になれます、写真のほんの一部を紹介しますと…、
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交差店の角に洋風のしゃれた小さな小屋のような交番があった神保町(千代田区)
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牛乳配達の荷車が走る九段南(千代田区)
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木造の家屋が路地に並ぶ西早稲田(新宿区)
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人一人分ほどのスペースしかない石畳の路地が鈎型に延びる白山(文京区)
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修学旅行生を待つバスが連なる本郷(文京区)
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彼岸会のため、人でごったがえす日暮里駅(台東区)
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洗濯物を干した生活感あふれる木造の住宅が並ぶ東上野(台東区)
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瓦屋根の木造住宅の合間から煙突が延びる立花(墨田区)
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納豆う売りのおばちゃんが籠をかついで歩く向島(墨田区)
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もんじ焼屋のリヤカーがたたずむ南品川(品川区)
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バス、路面電車、自家用車がひしめきあう目黒通り(品川区)
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東海道新幹線脇の畑で農作業をする親子がいる西馬込(大田区)
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住宅の合間に広い畑が広がる弦巻(世田谷区)
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牧場で乳牛がたわむれる赤堤(世田谷区)
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昭和30年代を思わせる古い商店が並ぶ富士見通り(品川区)
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古びたボンネットバスが走る五日市街道(杉並区)
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オート三輪が走る青梅街道(杉並区)
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紙芝居のおじいさんに子どもたちが群がっている八幡神社境内(北区)
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木造住宅が並ぶ路地裏で少年たちがサッカーボールで遊ぶ東日暮里(荒川区)
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古びたアーケード街が延びる山谷通り(荒川区)
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広大な空き地が広がる都営地下鉄高島平駅前
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キャベツ畑が広大に広がる西大泉(練馬区)
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木組みの長大な橋が延びる柳原(足立区)
などなど、こんなのどかな風景が、本当に東京?、と思うような風景写真のオンパレードに、あなたは驚きを感じるでしょう。
また、「東京 消えた街角」に掲載の写真には、人々の姿や表情などもよく映し出されており、時代を感じることができます。
このように、「東京 消えた街角」には、昭和30年代の風景が色濃く残る昭和40年代の東京の姿が、存分に楽しむことができます。
興味のある方は、現在、「東京 消えた街角」は、入手困難のようですので、お近くの図書館でご覧になるか、もしくは、上記リンク先の「Amazon.co.jp」にあります「アマゾンマーケットプレイス」で中古本をお求めになるなどして、ご覧になってみてはいかがでしょうか。