●昭和30年代を感じさせる「喫茶店」、「映画館」、「駅」、「看板」などを巡る旅へ~写真とともに~
最近は、「昭和30年代」がちょっとしたブームのようですね。
「昭和30年代」の町並みを模したテーマパークが人気という話しもよく聞きますね。
そこで、今回、ご紹介します本は、昭和30年代町並み生活風景写真集「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」という本です。(残念なことに、現在は入手困難のようです)
現在は入手困難のようですが、この「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は庶民文化探求家の町田忍氏著作の本です。
町田忍氏は、銭湯の研究にかけては第一人者ですので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は、昭和30年代の雰囲気が感じられる懐かしの「喫茶店」、「映画館」、「駅」などを豊富な写真と軽いエッセイ風の文章でまとめた本です。
その他にも、懐かしい昭和の「家電」、「駄菓子」、「おまけ付きの菓子」、「自動車」、「タバコ屋の意匠」、「酒屋の看板」なども楽しむことができます。
●「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」の気になる内容とは?
まず、この「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」の特徴は、一つにテーマに深く絞らずに、幅広いものをたくさんとりあげている点ですね。
冒頭にも申しましたが、昭和30年代が感じられる懐かしの「喫茶店」、「映画館」、「駅」から、「家電」、「駄菓子」、「おまけ付きの菓子」、「自動車」、「タバコ屋の意匠」、「酒屋の看板」まで幅広く、昭和の懐かしさに触れることができます。
これだけ幅広いものがあると、どれか一つくらいは、「コレコレ!」、「あった!あった!」とハマッテみてしまうものがあるのではないでしょうか。
次に「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」で上げられる特徴は、非常に写真が多い点ですね、白黒、カラーともに多いです。ページをめくってみるだけで、昭和の懐かしい「喫茶店」、「映画館」、「駅」、「おまけ付きの菓子」、「タバコ屋の意匠」などの写真が目に飛び込んできますので、ひじょうに昔懐かしい気持ちにさせてくれます。
さらに、「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は、本文も、庶民文化探求家である町田忍氏の自身のエピソードを交えながら、軽快に語られていますので、たいへん興味を持って読みすすめることができます。
珍しいものとしては、昭和を感じさせる全国各地の交番の写真も少しですが、掲載されています。
こうして改めてみますと、街の何気ない交番にも、懐かしさを感じてしまいます。
実は、著者の町田忍氏は、以前、警察官だったそうです。
そういった関係で載っているようです。
このように、「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は、昭和30年代の町並みを感じさせる「喫茶店」、「映画館」、「駅」などが幅広く掲載されています。
「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は、著者は、町田忍氏、発行は、扶桑社です。
興味のある方は、現在、「懐かしの昭和30年代―貧しくても元気だった」は、入手困難のようですので、お近くの図書館でご覧になるか、もしくは、上記リンク先の「Amazon.co.jp」にあります「アマゾンマーケットプレイス」で中古本をお求めになるなどして、ご覧になってみてはいかがでしょうか。