マンダラートとは?、図解術マンダラート使い方解説、マトリックス方法

■マンダラートとは?、図解術マンダラート使い方解説、マトリックス方法、アイデアの作り方、アイディア発想術発想法~NHK教育テレビ番組「めざせ!会社の星」視聴感想レビュー~

●「めざせ!会社の星」、「ひらめく!問題も解決!図解でスッキリ 基本編」を見た

私は、先日、NHK教育番組「めざせ!会社の星」(2011年3月6日日曜日午前0時15分から午前0時40分放送(3月5日土曜日深夜)、再放送:NHK教育2011年3月7日月曜日23時30分から23時55分、NHKBS2・2011年3月8日火曜日17時から17時25分、NHK名古屋放送局が制作)というテレビ番組を見た。

「めざせ!会社の星」は、若手ビジネスマン向けのビジネススキル情報TV番組である。

今回の「めざせ!会社の星」では、アイデアや思考を図解化する「ひらめく!問題も解決!図解でスッキリ 基本編」が放送された。

普段の仕事で、物事を考えたり、アイデアを発想しまとめる機会が多い私は、参考になりそうだと思い、視聴してみた。

●最も参考になった図解術は、「マンダラート」

「めざせ!会社の星」番組内では、「マトリックス」、「KJ法」など様々な図解方法が解説されていたが、私が最も参考になった図解術は、「マンダラート」である。(私は今まで「マンダラアート」(曼荼羅+アート)だと思っていた・・・)

「マンダラート」とは、3×3の9つのマスを用意し、マスの中央に解決したい項目を書き、それを囲む残りの8つの空白マスに、その解決策をどんどんひらめきで埋めていく図解法である。

「めざせ!会社の星」によると、「人間は空白を埋めたくなる習性がある」そうなので、このマンダラート法は、それを応用したアイディア発想術だそうだ。

以前私が読んだ、経営コンサルタント・神田昌典氏の著作に「顧客リストは空白を嫌う」という言葉があったが、一緒の理論なのだろう。

さて、8つのマスにアイデアを埋めたら、今度は、その一つを中央に配置し、さらに、同じようにして空白の8つのマスを埋めていく。

このように、マンダラートは、2段階でアイデアを発想していく。
2段階でアイデアを発想していくので、8×8で64ものアイデアが出ることになる。

ここがポイント。

さらに、マンダラートは、箇条書きに比べ、アイディアの発散が抑えられ、アイディアが収束する効果があるという。

「めざせ!会社の星」番組内では、「業務効率を上げるには?」というテーマをマンダラートの中央に置き、その解決策を8つの空欄のマスに発想。

その後、8つの発想のうちの1つである、「ダラダラ会議を排除」というアイディアを、今度はマンダラートの中央に配置し、さらに、アイディア発想を行っていく方法が解説されていた。

●作成した「マンダラート」を行動に結びつけるポイントとは?

普通の人は、「マンダラート」というアイディアの作り方を習ってもここまでで、終わってしまうことだろう。

しかし、ここからが、この番組ならではの素晴らしいところだった。

「マンダラート」をさらに、行動に結びつける強力な方法、ノウハウを、この後、解説してくれたのだ。

それだけでも、このテレビ番組を見た価値があった。

その方法をこのページをご覧のあなたにもご紹介しましょう。

それは、マンダラートで発想したアイディアを、さらに、マトリックス図解で精査することである。

マトリックス図解とは、十字に線をひき、その縦線と横線に検討項目を設定し、発想したアイデアを作られた4つの枠の該当箇所にポジショニングしていく図解術。

番組では、縦軸に「効果」、横軸に「難易度」を設定し、簡単に効果が上がるアイデアを絞り込む方法を解説していた。

アイデアをマトリックスの図解上に配置していった結果、なんと、「今すぐ簡単にでき効果があるアイデア」が何なのかが、一目でわかった。

後は、その一つのアイディアから実行するだけである。

我々は何か問題に直面した時に、何をやっていいのかわからない場合が多いが、このように、マンダラートとマトリックスを使って、論理的に物事を考えていけば、どのような行動をすればいいのかが、一目でわかる。

これは、本当にスゴイことだ。

この方法は、本当に効果がある。

自分の問題解決ツールの一つに加えてみようと思う。

●最強アイデア発想方法、問題解決術「マンダラートでアイデアを出し、マトリックスで精査」

今回の「めざせ!会社の星」番組内で学んだことをまとめると、「マンダラートでアイデアを2段階でどんどん出して行って、マトリックスで精査する」ということになる。

本当に、これは、強力なビジネスノウハウ、仕事のテクニックだ。

これで、わたしもあなたも他人とは少し違うビジネスマンになるだろう。

やったね。

さて、次回の「めざせ!会社の星」は、この図解術の応用編だそうだ。

題して「ひらめく!問題も解決!図解でスッキリ 応用編」。

なんと、今話題の「マインドマップ」の使い方を解説してくれるそうだ。

これは、次回が楽しみだ。

しかし、私は、仕事が忙しくて、「めざせ!会社の星」というテレビ番組をまともに見たことはなかった。

ビジネスで成功をめざす私は、以前からこのTV番組を見たいと思っていたが、初めてまともに見た番組で、こんなに使えるアイディアの作り方のテクニックを学ぶとは思ってもみなかった。

「めざせ!会社の星」。

結構参考になるなぁ。

●参考リンク

  • 「めざせ!会社の星」(「ひらめく!問題も解決!図解でスッキリ 基本編」)
    番組で放送された内容や動画を見ることができます。
    今回放送の出演者、ビジネスコンサルタント・吉山勇樹氏。
  • iMandalArt(iPhone版)、iMandalArt HD(iPad版)
    マンダラート思考をiPhone、iPadでできるアプリ。すごいソフトがあるもんだ。ついついiPhone版を買ってしまった。しかし、なかなかいいソフトだな。直感的で。動作が速い。得た知識を素早く体系的にまとめることができる。空いた時間に繰り返し読めるから、記憶に定着化するだろう。
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