古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みを探りに本店へ!
先日、「ドンドンダウン」(ドンドンダウンオンウェンズデイ/DonDonDown on Wednesday)に初めて行ってきました(「ドンドンタウン」ではなく「ドンドンダウン」ね!)。
ドンドンダウンとは、洋服の買取や販売を行う古着屋です(運営:株式会社Don Don up)。
なぜ、行ってみたかというと、「ドンドンダウン」は、リサイクルショップの古着屋で口コミ評価が高いお店だからです。
「ドンドンダウン」は、発祥の地の岩手県盛岡市に本社を置き、全国に店舗を続々と拡大しています。
先日、たまたま代表者である岡本昭史社長のインタビューをテレビで観る機会があり、「俺の住む盛岡にもこんな素晴らしい若手の起業家、成功した経営者がいるのか?」ととても興味を覚えました。
そこで、創業の地で本社があり本店とも言える盛岡市にある店舗を訪ねて「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みを探ってみることにしました。
古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みとは?
古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みとはいったい何なのでしょうか。
創業の地で本社があり本店とも言える岩手県盛岡市にある店舗を訪ねて歩き回ってみた結果、私は、ソフトとハードの二つの経営の仕組みに気づきました。
その二つの仕組みとは、
一つ目は、ソフト面の「毎日がイベント」
二つ目は、ハード面の「店内空間の快適」
です。
それでは、一つずつ詳しくみていきましょう。
古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」のソフト面の経営の仕組みとは?
まず、1点目の「毎日がイベント」というソフト面ですが、古着屋「ドンドンダウン」では、毎日、イベント、セールを開催しています。
以下、店頭にあった案内板を参考にご紹介します。
「ドンドンダウン」毎日イベント情報
- 月曜日:古着買取金額ドンドンアップ(1.5倍)
- 火曜日:古着新商品ドンドン入荷
- 水曜日:古着販売価格がドンドンダウン
- 木曜日:古着買取金額ドンドンアップ(1.5倍)
- 金曜日:金・プラチナ買取金額ドンドンアップ
- 土曜日:古着新商品ドンドン入荷(お得なイベントもあるかも)
- 日曜日:古着新商品ドンドン入荷(お得なイベントもあるかも)
このように、古着屋「ドンドンダウン」では、毎日、イベント、セールを開催しています。
「ドンドンダウンオンウェンズデイ」が成功したイベントの特徴とは?
古着屋「ドンドンダウン」、正式には「ドンドンダウンオンウェンズデイ」は、店名の「ウェンズデイ」にもあるように特に、毎週水曜日に古着の値段がどんどん下がって行くシステムに特徴があります。
お店には、「買うか!買われるか!」とPOPが掲示してあるが、まさにそのとおり。
水曜日まで待てば、安くなるが、それまでに売れてしまうかもしれない。
ならば、高くても今のうちに買っておこうという心理が働きます。
また、もしくは、水曜日に開店してすぐに買おうという心理が働きます。
代表者である社長の著作「なぜ平日の朝から古着ショップに行列ができるのか!?」のタイトルもうなずけます。
古着屋「ドンドンダウンオンウェンズデイ」には、このようなゲーム性やワクワク感があります。
古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」が成功したハード面の経営の仕組みとは?
次に、2点目のハード面、「店内空間の快適」を見ていきましょう。
古着屋「ドンドンダウン」の店舗内はとても、古着屋、リサイクルショップとは思えないほど、ひじょうに解放感があり、明るい店内です。
木を多用したウッディーな雰囲気でリゾート感を演出し、また、ジョーク的にお客に扮した人形などがあり、驚かされます。
この人形、最初は、わたしも、お客さんかと思ったほどで、勘違いした自分に笑ってしまいました。
まだある、古着屋「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みとは?
以上、古着屋で口コミ評価が高い「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みを私なりに分析しましたが、他にも、あげられる点があります。
それは、社会的貢献活動です。
古着屋「ドンドンダウン」では、店頭に出せなかった商品や売れ残った商品は、東南アジアやアフリカ諸国に輸出を行っています。
また、店頭に、商品価値がない衣類を自由に入れることができる「古着回収ボックス(BOX)を配置」し、工業用クロスなどへのリサイクルを行っています。
環境やエコにも取り組んでいます。
このように「ドンドンダウン」は、ただ、安く売る、高く買い取るだけではなく、このような社会的貢献活動もまた、顧客の支持を受けているのではないでしょうか。
古着屋「ドンドンダウン」が成功した経営の仕組みをまとめると・・・
と、いうわけで、古着屋「ドンドンダウン」の成功要因をわたくしなりに分析すると、
(1)「毎日がイベント」というソフト面
(2)「店内空間の快適」というハード面
そして、
(3)「社会貢献活動」
という結論に至りましたが、みなさんは、どのように分析されますでしょうか?。