しょっつるとは?、しょっつる鍋とは?
先日、「しょっつる(塩魚汁)」(メーカー・製造者:有限会社・仙葉善治商店)を使って、しょっつる鍋をつくった。(「しよっつる」、「しおっつる」ではなく正しくは「しょっつる」ダヨン)
しょっつるとは、秋田県の魚醤のことである。鍋の素スープ、だしのことである。
しょっつる鍋とは、このしょっつるを使った鍋料理のことである。
秋田県のお隣り、岩手県の生まれながら、このしょっつるを使ったことがなかったし、最近、テレビの旅行番組、料理グルメ番組などで、しょっつるを目にしたことがあって、試してみたくなったのだ。
秋田県の魚醤!しょっつるは、やはり、塩辛い汁なのか?
しょっつるは、秋田県の調味料、だしだから、味はものすごくショッパイのかな?、と思った。
だって、なんだか、秋田県の漬物とか、すごくしょっぱいイメージがあるから。
それに、しょっつるのビンに30~40倍に薄めてくださいとある。
ちょこっと50CC入れたら、1,500CCも水が必要なのかよー。
ペットボトルの大きいやつ一本分かよー、おいおい。
こりゃー、相当塩辛いだし汁なのか?。
ところが、ところが、実際に、しょっつるで作った寄せ鍋料理を食してみると、これが、意外と、しょっぱくないのである。
オレは濃い味料理が好きなので、しょっつるを結構多めにいれたのに、辛くない。
しょっつるをグルメリポーター風に言えば、「自己主張のないさっぱりとした調味料」という感じである。
しょっつるは、主役の素材の旨みを引き出す、名脇役のようだ。
しょっつるは、「オレが調味料だ!オレで味が決まるんだ!どうだ~!」と言った自己主張がない、さっぱりとした味なので、大根や白菜など素材や材料の旨みを消すことなくおいしくいただける。
余計なことだが、秋田県の人もしょっつるのごとく、自己主張がない、さっぱりとした人が多いのだろうか?。
鍋の素スープ!しょっつるはまずい?うまい?
それはそうと、なんだか、いつもの白だしの汁で作った寄せ鍋料理よりも、しょっつるで作った寄せ鍋料理は、大根や白菜など素材や材料の味がしっかりとする。
気のせいかもしれないが、野菜の旨みがしっかりとする。
こりゃー、たまらんバイ。
しょっつるは、まずいか?、うまいか?といえば、もちろんうまい!
おすすめである。
しょっつるは、素材や材料の旨みを引き立てる調味料だ。
そして、しょっつるで作った寄せ鍋料理がうますぎて、ちょっと食べすぎちゃった。
結論!秋田県の魚醤しょっつるはおすすめ?
だけど、しょっつるで作った寄せ鍋料理の食後は、非常にさわやかである。
行ったことはないが、なんだか高級料亭で食事した後のような、さっぱり感、爽快感があった。
今度は、しょっつるを大好きなパスタ料理に使ってみたいな。
秋田県の魚醤であるしょっつるは本当にオススメ、おすすめの調味料です。
機会があったら、ぜひ、まずは、鍋の素スープとして試してみてポン!