●あなたにとって思い出深い旧国鉄のダイヤ改正とは?
突然ですが、あなたにとって、思い出深い旧国鉄のダイヤ改正はありますか。
今までに行われた主な旧国鉄のダイヤ改正を振りかえってみますと・・・
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東海道新幹線が開業した昭和39(1964)年10月1日全国ダイヤ改正
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東北本線の全線電化が完成した昭和43(1968)年10月1日白紙ダイヤ改正(いわゆる「よん・さん・とお/ヨンサントオ/ヨンサントウ/4・3・10」)
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新幹線の新大阪~岡山が開業した昭和47(1970)年10月1日白紙ダイヤ改正
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特急「つばめ」が消え、日本最後の蒸気機関車の旅客列車が走り、新幹線岡山~博多が開業した昭和50(1975)年3月10日白紙ダイヤ改正
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全国各地で赤字ローカル線が廃止するなどし、国鉄最期となった昭和61(1986)年11月1日全国ダイヤ改正
などなど、上げ切れないほどの旧国鉄のダイア改正がありましたよねぇ。
あなたは、どの旧国鉄のダイヤ改正、ダイヤグラム改正が思い出深いでしょうか。
●昭和39(1964)年から、昭和61(1986)年まで、懐かしの「国鉄ダイヤ改正」を振り返ってみませんか?
そんな、懐かしのダイヤ改正を振り返ってみませんか? 。
実は、昭和39(1964)年から、昭和61(1986)年までの国鉄ダイヤ改正をまとめたものが、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」(発行:新人物往来社/ 別冊歴史読本 49 鉄道シリーズ)として一冊の本となっております。(残念なことに現在は入手困難のようです)
現在は入手困難のようですが、この、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」をお読みになると、昭和39(1964)年から、昭和61(1986)年までの国鉄時代の各ダイヤ改正が詳細な解説文で楽しむことができます。
特急、急行列車の変遷、路線の開通や廃止の移り変わりなどがよくわかります。
また、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」をお読みになると国鉄のダイヤ改正が貴重な写真で振り返ることができます。
一例をあげますと…、
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「あさま」、「あずさ」、「ひだ」などの新しい特急列車の誕生
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気動車特急「しなの」、「やまばと」、「くろしお」などの電車化
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列車全面にも完成祝いのマークがつけられるなどした、中央本線、川越線、外房線、呉線などの電化開業
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多くのファンでにぎわった函館本線、東北本線、足尾線など全国各地で行われた「さようなら蒸気機関車」の運転
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クス玉割りやテープカットなどでにぎやかだった東海道、山陽、東北、上越新幹線の開通式
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カメラを構えた多くのファンがかけつけた白糠線、万字線、小松島線などの赤字ローカル線の廃止式典
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政界から地元まで多くの人々でにぎわった三陸鉄道、天竜浜名湖鉄道、甘木鉄道などの第三セクター鉄道の開通式
などなど「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」には、懐かしの写真のオンパレードです。
貴重な写真を多数楽しむことができます。
さらに、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」には、レールウェイライターの種村直樹氏が「鉄道ジャーナル」にて発表したルポタージュ「“月光”との別れ」、「新幹線電車 博多へ」も掲載されており、盛り沢山の内容です。
他にも、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」には、「昭和40(1965)年10月1日改正、九州・準急列車編成表」などの資料もついており、資料的価値も高い一冊です。
今宵は、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」を読んで、懐かしのダイヤ改正に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
興味のある方は、現在、「国鉄懐かしのダイヤ改正―1964(昭和39)~1987(昭和62)」は、入手困難のようですので、お近くの図書館でご覧になるか、もしくは、上記リンク先の「Amazon.co.jp」にあります「アマゾンマーケットプレイス」で中古本をお求めになるなどして、ご覧になってみてはいかがでしょうか。