論理的思考力能力、論理的に考える話し方、文章書き方

論理的思考力能力アップ、論理的に考える話し方マスター、大人の文章書き方本・書籍、ビジネスマンの理論的考え方思考法

論理的に考える思考法「PREP法」とは?(論理的とは?)

先日、PREP法(プレップ法)を解説した「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を読んだ。

なぜなら、仕事でもプライベートでも自分の意見を的確にスッキリと論理的に話したい、理論的に書きたいと常々思っていたからである。

論理的思考力、論理的能力を高めたいと日頃から考えていたからである。

PREP法とは、P(Point=要点)、R(Reason=理由)、E(Example=例)、P(Point=まとめ)からなる論理的思考法である。

「起承転結」のような文章や会話する時の「型」の一種である。

PREP法は、ビジネスでの文章の書き方から、話し方、プレゼンテーションにまで応用できる。

ちなみに論理的とは、客観的に誰にでも通用する事象のことである。

参考リンク:「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」(著作:大嶋友秀/出版社:日本実業出版社)

 

●PREP法の最も大切なポイントとは?

「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を読んでみて、PREP法の最も大切なポイントは、「要点をいかにつかむか」ということにあることを学んだ。

PREP法は、よく見るとPは2回繰り返されているので、Pをつかむことが、いかに大切かが自然と理解できる。

Pさえしっかりすれば、R(理由)もE(事例)も自然と出てくる。

いかにP(要点)をつかむか。

本書では、的確にPをつかむ方法が2点紹介されている。

「日頃から意識して要点を探し出す訓練をする」と「15秒で言うとしたら、と考える」だ。

 

さらに要点を確実につかむ方法とは?

さらに要点を確実につかむために、上記に加えて、わたしは、「地頭力」(じあたまりょく)をお勧めしたい。

地頭力とは、読んで字のごとく、自分の頭で論理的に考えて答えを導き出す論理的考え方、思考法である。

「全体から」、「結論から」、「単純に」を念頭に物事の要点、答えを導き出していく。

この地頭力の「全体から」、「結論から」、「単純に」に習って、まとめるべきテーマについてマインドマップやKJ法、マンダラートでアイディアをどんどん出して全体を俯瞰をし(全体から)、あげたアイデアをまとめ要するに何なのかを導き出し(結論から)、そして、それをさらに洗練して(単純に)、Pを確立していけばいいのではないかと思った。

参考リンク:「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」(著作:細谷功/出版社:東洋経済新報社)

  

PREP法とは、要するに?

次にわたしが、「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を読んで学んだことは、PREP法とは、要するに、上記のようにして立てたPをRで返していく論理術だと感じた。

Pを立ててRで返していく。

この、Pを立ててRで返していく方法で、わたしは、かなり文章を書くのが楽になってきた。

これからの文章の書き方や話し方、物事を考えるさいに、役立てて行きたいと思う。

そして、これを継続させて、論理的思考力、論理的能力を高めて行きたいと思う。

最後に、「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を読んで参考になった項目を、自分自身忘れないように、以下に列挙しておきます。

とても参考になった点と、次に参考になった点と2段に分けて挙げていきたいと思います。

このページをお読みの方で、もし、気になる項目があれば、ぜひ、「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を手に入れて読んでみてはいかがでしょうか。

このページが、論理的思考力能力、論理的に考える話し方、ビジネスマンの文章書き方本・書籍、大人の理論的考え方思考法などの情報をお探しの方の参考になれば幸いです。

 

●「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」を読んで最も参考になった項目

・要点をつかむ技術。15秒で言うとしたらと考える。(ツイッターの140文字設定も効果あるのかも)
・「なぜなら」が心を鍛える(なぜ?は動機につながる)。「なぜ」が思考力を鍛える(他人任せの理由を述べない)。
・お客様の「P」(買いたい)を自分の「P」(売りたい)で返さずに、「R」(なぜ買いたいのか)で受け止める。本当にお客様が望んでいることがわかる。
・PREP法の構成の重要ポイント。Rは、全体を包括する抽象的な内容、Eは、Rを具体的に説明し証拠立てていく内容。「全体的なこと→個別の事例」という順序で話しを進める。PREP法が難しいという人は、このRとEが混ざっている。
・最後のまとめのPに行動を促すプラスアルファをつける。「ぜひ、みなさんも~してくださいね」(4行日記の最後の「宣言」に通じる)

 

●「PREP法で簡単に身につく 論理的に「話す」技術」読んで参考になった項目

・起承転結は文学的な表現方法。あいまいさを避けたいビジネスコミュニケーションには、やや不向き。
・PとRは、自分で考え出すことができますが、Eの部分はある程度、客観性が必要。Eの部分は事実に即した内容。PREP法が論理的な構成と言われる理由のひとつもここにある。
・説得力を上げるEの工夫
1.数字を集める(価格、仕様・サイズ、売上数・シェア、その他データ)。2.事実をあげる(体験談・自分の体験、伝え聞き・他人の体験、情報知識、)。3.相手の想像力に訴える
・Pを2回繰り返す理由。人は直前に聞いたことを一番覚えているから。
・箇条書き法の要点。必ず「数」だけでなく「項目内容」も先に示す。
・プレゼンテーション成功のための3つのアドバイス。メモを活用しよう(要点やキーワードを簡単に記したもの)、何回もリハーサルをする、ノンバーバルの力を活かす。

・冒頭の要点(P)を導くフレーズ
「私は~です」(「賛成です」「反対です」など)「私は、~したほうがいいと思います」(「~を勧めます」「~すべきだと考えます」など)「結論から申しますと~です」「私がここで申し上げたいのは、~です」「一番大事なことは~です」
・理由(R)を導くフレーズ
「なぜかと申しますと~だからです」「それは~だからです」「その理由は~です」「それは、~の理由によります」
・事例(E)を導くフレーズ
「たとえば」「具体的に申しますと」「例をあげましょう」「○○のケースを見ますと」「これは○○の場合ですが」「仮に○○だとします。すると」「ところで、ここで○○について考えてみましょう」
・最後のまとめ(P)を導くフレーズ
「以上のようなことから」「結論といたしまして」「繰り返しますが」「最後に申し上げたいことは」「ということですので、皆さまには~していただきたいのです」「ぜひ、~しましょう」

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